今日はLAN工事に必要な工具の紹介をしたいと思います。

パソコンに自作のLANケーブルを接続してネットワーク通信しようとしても動かない、なんていうことが時々ありますが、その原因は作ったLANケーブルに不具合があることがほとんどです。

LANケーブルを自作すると、いろいろな面でたくさんメリットがありますが、少なからずデメリットもあります。

デメリットは作ったケーブルが使い物にならないことがあるということです。

原因は単純な配線ミスということになるわけですが、パソコンをつないで初めて「このケーブルおかしい」と気付くのは、手間の面からしてみたらいささか問題があるので、ケーブルを作ったその場で使えるかどうかのチェックをしたほうが後々のことを考えればよりいいと思うわけです。複数本の配線をする場合は尚更、いちいちパソコンをつないでチェックすること自体ムリがあります。

LANケーブルを作ったその場でチェックするためには、LANテスターが必要です。

LANテスターは

  • 作成したケーブルの導通・断線・結線ミスのチェック
  • 通線済みのケーブルを調査する方法として親機・子機わかれてそれぞれ接続してチェック

という2点の基本機能があります。さらに機種により以下のような機能があります。

  1. ケーブル長の測定
  2. ペア配線の整合性チェック
  3. RJ-45コネクタのケーブル以外のもの調査
  4. 規定周波数測定

しかしこれらはネットワーク管理者やケーブル配線業者などが必要とする機能ですので家庭内の配線においては基本機能があればいいのですが、昔と違ってテスターの価格ってかなり安くなってます。これは需要がかなりあるという証拠ではないでしょうか。